両想い片想い



私はなんといってもお皿洗いが得意なのです。

さぁ見なさい、この速さと美しさ!!


「黒木君、テーブルお願いね」

「はい、わかりました」


って、見てねーよ!

さっきまでここに居たのに!!



ってか、他の人には敬語じゃん!

なんか言葉づかい全然違うしっ!


うぅ、見てなさいよぉ!

いつか絶対私にも敬語で話させて見せるんだから!!



「おぉ、雛森!
砂糖が切れたから補充しといてくれ」

「はいっ、分かりました!!」

「.....やけにやる気だな」

「はいっ、今の私はやる気120%です!!」

「まぁ、なんだ。
そこそこ頑張れ」


ふっふっふ.....

今日の私は一味も二味も違うんだから!


ちゃんと椅子を持って来たのだ!!

これで砂糖が上の方に置いてあっても.....






うん、一番下だ。

まぁそんなもんですよね、はい。


なんか逆に椅子邪魔になってるよ。

椅子おさめなきゃだし、むしろ仕事が増えたよ。


ってか砂糖、意外に重い.....

椅子じゃなくて荷台持って来ればよかったよ。