両想い片想い




時はたち、いつの間にか昼休憩。
いつもは楽しいこの時間...なんだけど。


「さぁ、ひなの!
中庭に行くわよぉ」

「......どうしても?」

「どうしても!
ささ、行きましょー」


うう、やはり避けて通れないのか...

莉仔の中ではもう、黒崎君達とお昼を食べるのは決定事項みたい。


覚悟を決めるしかないよね!
うん、そうだよ!

このままじゃ何も変わらない。
お昼一緒に食べるぐらいでぐだぐだ言ってたら、告白なんて一生出来ないよね!

そうだよ、告白!
いつか黒崎君に私の気持ちを伝えて、あわよくば両想いになって、それでそれで.....


「おーい、ひなの?」

「っあ、ごめん莉仔!
今行くから!!」


私ってば何を考えてるんだろ!?

両想いなんてなれるわけないのに.....

私黒崎君にすごく失礼なこと言っちゃったし、それに私なんかと一緒にいても楽しくないだろうし.....


って、なんでこんなにネガティブになってるんだろ?

あぁ、ダメだ!
なんかもう頭がモヤモヤ~ってなる。


「ひーなーのぉ~?」

「ぁぁあ!ごめん!!」


よし、もう余計なことを考えるのはやめよう!
今はお昼のことにだけ集中するんだ!!