両想い片想い




黒崎君はなんて言うの?

なんて答えるの??



どうしよう、なんか怖い。
聞きたくない。

黒崎君の口から、私の嫌いなとこなんて聞きたくない。




『は?嫌いなとこ??
あー、そうだな。
なまいきなとこ、あと口悪いとこ』



むぅ、悪かったわね!
そんなの自覚してますよ!!

しょうがないでしょ、緊張するんだもん.....



『あと、強がりなとこ』



強がり.....

最後に黒崎君の出た単語は意外なものだった。



『強がりって嫌なんですか?』

『あいつ、頼ろうとしねーから。
1人でやろうとすんだよ』



そう言った時の黒崎君の顔は、今まで見たことのない優しい顔だった。


映像とはいえ、思わず赤面してしまい、お姉さんにくすっと笑われた。
そして小声で『青春ですね♪』と言われてしまう。



うぅぅ、黒崎君のせいでまた恥ずかしい思いを.....






また?そういえばさっきは私が自爆して...





「では、感想をどうぞっ」

「この映像って、もしかして私のは黒崎君に見せるんですか!?!?」

「え??あ、そーですけど??」

「い~やぁぁぁぁぁ!!!」



この迷路にいる人全員に聞こえてるんじゃないかってくらいの声で私は叫んだ。


終わった。もう黒崎君と顔合わせらんない。



今からじゃ監視カメラ暗殺計画も無意味だ.....