「偉そうなとこ、勝手なとこ、あと上から目線なとこ」
とりあえずぱっと思いついたことを言っておいた。
ほんとはもう無限にあるけど。
「せいか~い」
いや、ちょっと待て!
せいかい?この問題ってせいかいあったの??
ないよね?その台詞ぜったいおかしいよね??
それに、せいかい.....なんかじゃない。
ほんとはそんなとこ含めて好きなんだもん。
嫌なとことか、そういうの全部含めて黒崎君だから。
「ほんとは、そんな嫌なとこ含めて、私は黒崎君のことが大好き」
「まぁ!青春ですね♪」
「.....え?うそ!?
今、私声に出しちゃってた!?!?」
「はい、おもいっきり」
「うわぁぁぁ!!
今のナシ!ナシナシナシ!!」
あぁ、もう!
なにやってるのよ私!!
ん?そういえばここって.....
監視カメラ!!
パッと振り返るときらりと光るそいつと目があった。
ばっちり撮ったぜねぇちゃんというようにレンズを光らせる監視カメラを睨んだ。
でもそんなことしても映像は消えるはずもなく、イコール私の恥ずかしい台詞も消えることはないわけで.....
もう、帰りたい。

