両想い片想い



「ではこれから皆さんに挑戦していただく競技の説明に入ります。
皆さんにはこれから新しくできたニューアトラクション『出会いの迷路』で競ってもらいます。」



ニューアトラクションという言葉に観客全員がおぉー!!と歓声をあげた。

このイベントはそのニューアトラクションの宣伝を兼ねてるってとこかな。


そういえば、景品はなんなんだろ??



「ルールは簡単!
この巨大な迷路は円状に作られており、中央にゴールが設置されています。入口は円の周りに沿って全部で10個あります。皆さんにはそこから一人ずつ迷路へと入ってもらいます。要するに最初にゴールで出会ったペアが優勝です!迷路の途中にはチェックポイントを用意しています。それを頼りにしながらゴールを目指してください」




もしかして、賞金100万円だったりとかして。


.....まぁ、それはないか。



あ、商品券とかでもいいなあ。





ん?待ってよ。

もし旅行券とかだったらどうしよう。


ペアご招待とかいうやつだったらもしかしなくても私、黒崎君とふたっりきりで泊まり!?

む、無理無理無理!
心臓持たないって!!


でもでも、旅行券って十分ありえるよね?
ってか一番可能性高そうだよね!?



「それでは皆さん。
スタート位置に行って下さい!!」




ま、そもそも黒崎君が私と2人でなんか旅行に行かないよね。

黒崎君は私の事好きじゃないんだし。

それに告白された相手となんてなおさら気まずいだろうし。


あの時は返事はいいって言ったけど、でもやっぱり聞きたいな。