なのに...
なんで、なんで、なんで.....
「なんで予選通ってるのぉ!?!?」
唖然としているのは私だけではない。
隣で見たことのないほどぽっかーんとした顔の黒崎君が居る。
「あ、あの!
もう一度番号を言ってもらえませんか!?」
「4.6.11.17.23番の方が本選に進める5名です」
そうだ、何かの聞き間違えだよ!
そう信じ、係員さんにもう一度聞き、自分の番号に目を落とした。
うん。
11番だ、私。
「おい、なんで通ってんだ」
「そんなの私に聞かないでよ!!」
でも、通ったってことは、それだけ私たちの答えが一致していたってことで...
.....ってことは
「黒崎君、恋人と行くならで④の地獄選んだの!?」
「は?ああ、選んだけど」
「じゃあ、どんな告白がされたい?で③の付き合わなかったらお前を殺すを選んだの!?」
「ああ、選んだ」
なんてこった。
裏目に出た。
絶対選ばないであろう答えを選んだのに。
まさか黒崎君も選んでるなんて.....

