「負けたひなの&黒崎君ペアには、このイベに参加してもらいま~す」
「蓮、目指せ優勝だぞ!!」
そのまさかだったぁ!!
いやいや、私たちカップルでも仲良くもないんですけど!!
ってか、こんなの本当に黒崎君と恋人同士だったとしても絶対出ないし!
ムリムリムリムリ!!
「莉仔、む....」
うっ。
莉仔に無理だと言おうとしたら、私が何を言おうとしてるか見透かされたような目で見られた。
一見顔は穏やかだが、目が全然笑ってない.....
「ん?む...なんだって??」
「む、胸がどきどきわくわくだよ。
とっても楽しみ」
「そっかそっか、それはよかった」
ザ・棒読みで莉仔の迫力に負け、ついつい言ってしまった。
ど、どうしよう。
もう後にはしけない。
しかもどうしてくれんだよと言わんばかりに黒崎君に睨まれている。
わ、私が悪いわけじゃないじゃん。
.....いや、まぁ私のせいなんだけど。
「あ、心配しなくてもひなのたちが出てくるのがあんまり遅いから、その間に申し込みは済ませといたから」
そんな心配してないよ!
ってか、申し込みって.....
どのみち私たちは強制出場だったわけね。

