両想い片想い



「ここは肝試し風にさ、ペアできそわねぇ?」

「うみ君それナイス!
じゃあ早く戻れた方が勝ちで!!」



どんどん盛り上がっていく莉仔たちとは反対に、どんどん体の熱が引いていく私。

もう、震えが止まらない。


でも、もう引き返すことは出来ない。



「ひなのも賛成?」

「え、あ、うん」



なにが賛成?

全然聞いてなかった。


でも今の私になにが賛成なのかを聞く余裕もなく、適当にうんと答えてしまった。



まぁ、なんでもいいよ。

もう、これ以上恐ろしい事なんてないだろう。




「じゃあお先に」

「また後でな!蓮も頑張れよ!!」



.....はい!?

何がどうなってるの!?!?


いつの間にかもうお化け屋敷の前に来ていた。

しかも何故か莉仔と夜月君が私たちに手を振りながら入っていく。




どーゆうこと!?