「...え、りっちゃん!?」
「うん、私もびっくりした。
まさかうみ君も来てるなんて」
「すげー偶然だな!」
「うんうん!
私はスーパーのくじで当てたんだぁ」
「俺は近所のおばちゃんにもらって」
2人、盛り上がる莉仔と夜月君を横目に、私たちはいまだに無言状態を保っている。
な、なんて言って話しかければいいんだろう.....
行きたいといったのは私だけれども、いざ前にすると何を言っていいか分からなくなってしまった。
もう胸の鼓動はピークを越えていると思う。
どうしよ、どうしよ!
なにか、なにかしゃべらなきゃ、なにか、なにか。
「あー、お前も来てたんだな」
「え、あ、うん」
私が何もしゃべれずにいると黒崎君の方から声をかけてくれた。
なのに私ったら、相槌を打つのがやっとで、会話を終了させてしまった!!
あぁ、もう。
私のバカーーー!!
自己嫌悪に陥っていると、急に莉仔がぴょこっとこちらに来てまじまじと黒崎君の顔を見だした。
「ほほう、これが黒崎君か...
予想してたよりかなりのイケメンさんだったわね」
「え、りっちゃん!?」
莉仔の発言に夜月君があせったように手をばたつかせている。
イケメン...なのかな?
私どうゆうのがかっこいいとかいまいちよくわからないし.....
まぁ、だから莉仔に美的センスがおかしいと言われてしまうのだけど。
でも、確かに整ってはいると思うけど.....

