「杏奈、落ち着いて聞けよ、 奏楽先輩が、お前が落ちたときに お前をかばうために下敷きになって 今意識不明の重体だ。」 え、今なんて… 私の下敷きになって意識不明の重体… 「ね、冗談だよね、もう。 大翔は冗談がうまいんだから。」 そうだよ、冗談だよ。 「冗談ぢゃねぇよ、ほんとだよ。」 「杏奈、信じらんないかもしれないけど ほんとのことだよ。」