入学式から一週間がたった。 桜の花びらが舞う中、 桃色に染まった道を歩く。 空を見上げながら、ふと、あの子のことを思い出した 今頃どうしているだろう 元気にしているかな 私のこと、忘れてないよね そんなことを考えていると 隣にいる小桃に怒られた。