ナミのいない4時間が始まった。

ミキにとったら耐えれそうにもない。

ナミに会いたい。

ナミがそばにいないと嫌だ

そんな気持ちでいっぱいだった。

ナミに会いたくて

この時間が苦しくて

寂しさで潰れてしまいそうで

ミキはボーッてしていた。

「こらっ!ミキ

真面目にしねぇと今日は返さないぞっ!!」

ミキは泣き出しそうになる。

ただでさえ寂しいのに

ミキは泣きだしそうで

仕方がなかった。

それからのミキは

必死に勉強にしがみついてた。

どうしてもナミに会いたいから

三時間目…

ナミは募集が終わってた。

向かったのはミキの教室前。

ナミはただミキだけを見つめてた。

でも一向にミキは気づきそうにない。

ナミは少し傷ついてた。

いつも気づいてくれるのに。

気づかないなんて…。

ナミにとってあり得ないことだった。

12時20分

ミキの補習は終わった。

ミキはうーんと伸びをした。

すぐに携帯を開いてナミにメールをした。

From ミキForナミ
いま補習終わったよ!

ナミは終わったかな?

今日時間ある?