SS♡ 痛いの痛いの飛んでけ

いつかは分からない。


彼の服を掴んでいた。


だから離そうとした時、


『そのままでいいよ』


耳元に彼がそう言った。


その意味を理解するのに、時間はかからなかった。


私は彼に抱きしめられたのだ。