SS♡ 痛いの痛いの飛んでけ

「勝手に入って来ないでよ」


そう言って、彼に向かってクッションを投げた。


ベットの上にあるのを手当たり次第に。


その一つが跳ね返され、顔に直撃した。


「…っ痛」


偶然クッションの角が目に入り、痛みを感じた。


私は目を押さえ、ダンゴムシのようにまん丸くうずくまった。