SS♡ 痛いの痛いの飛んでけ

その瞬間に彼のにおいがした。


なぜだろう…凄く落ち着く。


私が犬なら、尻尾がブンブン回っているだろう。


…犬じゃなくて良かった。


『なに考えてるの?』


そんなことを考えていると、上から声がした。