私はお嬢様学校に通う小学五年生。


今は自分の部屋のベットに座って、窓の外を眺めている。


ここ最近の天気がおかしい。


「怪しい雲行きですこと…」


そう独り言を言ったつもりだったのだが、返事が返ってきた。


『ほんとだね』