あなたの声





目が覚めるともうお昼だった。

「よく寝れた?」

「ん、」

「沙希ちゃんなんども様子見に来てくれてたわよ?ちゃんお礼いっときな?」

「うん、ありがとう」

あたしは保健室を出た。