あなたの声





あたしは嬉しくて琉都に抱き着いた。

「成美?」

「えへへ」

顔を上げると琉都と目があった。
もしかして…
キス…される!?
そう思ってあたしは琉都を見つめ続けた。

「お前顔ちっちぇーな」

「へっ?」

「顔。ちっちぇーな」

「そ、そうかな?」

「うん」

そう言って琉都はベンチから立ち上がり外を見た。