6時間目。
やっと
最後の授業が終わった。
なんか一日長かったな。
静かに目を閉じて
外の空気を感じてみる。
涼しくて、気持ちが良い。
ついこの前までは
春風だった風はいつの間にか
季節の移り変わりのジメジメした風になっている。
でも今日は特別。
そんな風でも
心のモヤモヤがスッキリする感覚。
ゆっくり
校門まで歩き進めると
見たことの無い制服をきた生徒が
ニコニコしながら
誰かを待っていた。
(あの制服は初めて見たな。
附属中学か中高一貫教育学校かな)
とりあえず
さっき麻莉奈と一緒に帰る約束したから
その人の反対側の出入り口に立って
約束の時間まで待つことにした。
すると
先程の制服の女の子が
少しずつあたしに近づいて来た。
あたしの前に立ち止まると
か細い声で
「あの…。」
と話し掛けてきた。
「なんですかぁ?」
と聞くと彼女は
やっと
最後の授業が終わった。
なんか一日長かったな。
静かに目を閉じて
外の空気を感じてみる。
涼しくて、気持ちが良い。
ついこの前までは
春風だった風はいつの間にか
季節の移り変わりのジメジメした風になっている。
でも今日は特別。
そんな風でも
心のモヤモヤがスッキリする感覚。
ゆっくり
校門まで歩き進めると
見たことの無い制服をきた生徒が
ニコニコしながら
誰かを待っていた。
(あの制服は初めて見たな。
附属中学か中高一貫教育学校かな)
とりあえず
さっき麻莉奈と一緒に帰る約束したから
その人の反対側の出入り口に立って
約束の時間まで待つことにした。
すると
先程の制服の女の子が
少しずつあたしに近づいて来た。
あたしの前に立ち止まると
か細い声で
「あの…。」
と話し掛けてきた。
「なんですかぁ?」
と聞くと彼女は


