貴方の隣に生きたくて

でも
あたしは彼に恋してるから
彼のことなら
なんでも良く見えちゃう。



あたしは多分
あいつの魔法にかかってるんだね。


あいつのことが全て好きになる魔法。


そして
教室に着くと
自己紹介が始まった。


みんなの自己紹介がスラスラ終わってく。

でも
あいつの自己紹介を見逃す訳がない。
他の人の自己紹介なんて
見る訳がない。

「次‼ ダレだぁ?」

と、しらばっくれていたあいつに
先生はワザとらしく大声で言った。
あいつは
ダルそうに立った。

「 岡崎 弘人。
第三中出身。
性別、男。
よろしく。」


あいつは
物凄く短い文(箇条書きみたいな)物を
少し照れながらいった。

「次?
川口 乃叶。」

「はっ! はいっ!」

先生に不意打ちのように
名前を呼ばれた。

「えっとぉ…
川口 乃叶ですっっ‼
南中出身でバレーボールが得意です。
よろしくお願いします‼」


あたしは
ありきたりな挨拶をした。