「…それでもレナは、俺らには笑顔を見せ続けた 大丈夫、大丈夫って…そればっかりゆーてた …もう俺は我慢出来ひんかった これ以上無理に笑うレナを、見てられんかった 嫌な思い出ばっかり残っとる大阪を離れとうなった なんもかんも捨てて、もういっぺんレナと一緒に一から頑張りたい、って思った せやから、こっちに引っ越してきたんや」