ぼんやりした意識の中でも、ほんとは…いつ怒鳴られるか、不安で不安でしょうがなかった。
でも、この人に全部話してしまいたかった。
私の犯した罪を、ただ認めて欲しかった。
「だけど…止まれなかったの、私
レナの悪口、書き続けた
…そのころにはもう戻れなくなってたんだ
私、ほんと…ばかだよね
レナが私のせいで苦しんでるの知ってたのに
親友、だったのに………
自分のことしか考えてなかった…
……それで、最後に」
「死ね、ってゆーたんや」
その声は、
周りの空気も
時間も
私の心も
全てが凍ったんじゃないかと錯覚するほどに、冷たかった。


