残ったのは、青い空だけ。 あなたの姿だけがぽっかりと、主人公のいなくなった絵のように。 伝わったかな。 伝わってるといいな。 ううん。きっと、伝わった。 溢れるくらいのありがとう。 溢れるくらいのだいすき。 彼のいなくなった青空に、一人、呟いた。 「ばいばい、亮」 振り返って、歩き出す。 青い空は、こっち側にも広がっていて。