がたんごとん、大きな音を立てながら、私たちの間を疾走する電車。 私の気持ちも、運んで。 彼に、どうか。届きますように。 風が吹き抜ける。 電車のいなくなった踏切。 道端の草花が、ゆらゆらと揺れている。 そこにあなたはもう、いなかった。