「…ああああああああ………ッ!」 私は一体、なんのために。 なんのためにあんなことをしたの? レナを殺すため? 梓を取り戻すため? 中原に振り向いてもらうため? どうしてあんなことしちゃったんだろう。 どうして過去は変えられないんだろう。 どうしてレナは…死んじゃったんだろう。 解答のない問いかけばかりが心を突き刺す。 その問いかけに、私はただひたすら、 ごめんなさい、と唱えることでしか答えられなかった。