さっきまであんなにもきらきらして見えた園内も 来園者を歓迎するように植えられた色とりどりの花も 暗くなった世界に散りばめられた星屑も 全部、全部。灰色。 「あは…はは」 自分がばかで、笑える。 なんで私、幸せになっていいとか思ったの? なんで私、レナのことを忘れてそんな風に思えたの? 許されない罪なのに、 それくらい、私だってわかっていたはずなのに、 どうして、