◇◆◇ 「きゃああああ~!!藤堂く~ん!!中川く~ん!!!」 「いけぇぇぇぇ~!!藤堂~!!中川~!!!」 白いゴールテープが舞う。 私も夢中になって、未来と二人でメガホンを振り回しながら声の限りに叫んでいた。 ______あれから一週間。 互いに気持ちを伝え合った私たちは、今まで通りにしゃべれるようになっていた。もちろん、未来も。 戻ってきた穏やかな日常。 それが泣きたいくらいに幸せなことだって、今ならわかる。