_______私は、お前を許さない_______ …なにを、自惚れてるんだ。私は。 その幸せを壊したのは、まぎれもない私なのに。 なんで今さら、こんなこと。 自嘲気味に一人笑って、扉のノブを回した。 「…行ってきます」 返ってこない返事。 息苦しい室内から外にでると、心地よい風が私の頬を撫でる。 今日は、笑えるくらい晴れた体育祭日和だ。