「…俺たちの知ってる上原と、昔の上原は…きっと、違うんじゃないか? 誰にでもあるだろ?なんであのときあんなことしちゃったんだろう、って後悔が」 バンッ!と突如響いた硬い音。 中川くんが、怒りに顔を真っ赤にしながら机を力いっぱい叩いていた。 「…それとこれとは、話が違うだろ やっていいことと悪いことってのがあんだろ?!?!」