「ねえヒカリ。ほんとにさ?なんか悩みごとがあるなら何でも言ってね? あたしが力になれることならなんでもするから! あたし、絶対にヒカリの味方だからさ!」 せっかく引っ込んだ涙が、また出てきそう。 つんとしみる鼻を、ずび、なんて汚い音を立てながらすすって、笑顔を向けた。 全部言おう。未来に。 言って、謝ろう。 あの暗闇であったこと。 未来に言えなくて、悩んでたこと。 私が、藤堂のことを_________