「そーんな顔しないでよヒカリ! もし亮くんが他の女の子と二人で買出し係になってたら、あたしすっっっっっごく嫉妬したと思う だけどヒカリなら、ほんのちょっとの嫉妬で済むから大丈夫! …ほんのちょっとは嫉妬してるんだけどね」 胸が締め付けられたような気がして、手でおさえる。 未来の笑顔が、ありがたいと感じると同時に、苦しい。 「…ありがとう、未来」 未来がこんなに言ってくれてるんだ。 私は私で、頑張らなきゃ。