苦しんでる、奴… 自分の胸に拳を当てて、ぎゅっと握りしめる。 私も、そんな風に…見えてたのかな… 「気づけばあたしは、彼に心を許してた 彼の笑顔と優しさに…あたしは、救われた いつの間にか好きになってて…なのにそいつ、あたしになーんも言わずに転校しちゃってさあ… 結局気持ちは伝えられないまま でも…彼に出会えて、あたし、変われた 彼のおかげで、毎日がキラキラして見えるようになったの …世界が、変わったの」