あなたは、私にとっての光だった。 “ヒカリ” 私の名前だけど、私は全然“光”なんかじゃなくて。 むしろ、色んな人…傷つけてばかりで。 灰色の世界の中でただ生きる毎日。 そんなものに意味があるのかなんて、わからなかった。 心のどこかで諦めてたんだ。 今までも、これからも。 色のない世界の中で、ひとりぼっちで生きていくんだって。