朝、目が覚めると私の横には裸の私の彼氏、海斗(かいと)が寝ていた。起き上がろうとしたけど昨日のことを思い出そうと、もう一度よこになる。昨日、私は海斗の家に泊まる約束をしていて家を訪ねた。すると、海斗は私が家に入るなり自分の部屋へ私を連れ込んで言う。「ずっと我慢してきたけど、もう限界。俺はお前の全てが欲しいんだ。」覚悟はできていた、彼氏の家に泊まるということは、そういうことだ。私は、海斗の家に行く前に覚悟を決め下着までオシャレにして、あえてミニスカをはいてセクシー系なファッションで家を出た。だから海斗にそう言われた時は、やっぱり嬉しかった。そして海斗はそのまま私をベットに押し倒す。「今日のお前、いつもより綺麗だよ。」そう言って優しく私に触れる。私の口と海斗の口が重なりあう。とても優しいキスだった。でも、次第に激しくなっていく。海斗の舌が私の口の中で動きまわる。少し苦しくなった私の息は乱れる。「はぁ、はぁ…っん!」いきなり服を脱がされた私は驚きの声を発する。ミニスカの中に海斗の手が入っていく。「いれて、良いか?」「う…うん。」海斗の全てに感じてしまう。声にも、優しい温もりにも…そのまま海斗に身をまかせ、私はいつの間にかねむっていた。そして今に至るのだ。海斗のベットはフカフカで気持ちがよくて…昨日のことを思い出した私は、また寝そうになる。だけど海斗に良いところを見せようと起き上がり、朝食をつくりにキッチンへ行く。海斗が起きないように、そっと足を忍ばせて…