さて何処にいこうかしら。

とりあえず進みましょう。

「不思議不思議あら不思議。」


は?


不思議不思議あら不思議。



「貴方が一番不思議だわ」

上を見上げるとネコミミの少年。

また話を変える。

ホントに馬鹿しかいない場所ね。


「アリスきみはどうしてアリスなんだい」

「だからっ私はアリスじゃないって言ってるじゃない!どれだけ物覚えが悪いの!」


パコンと音をたててアリサの投げた靴はネコミミ少年に当たり、ネコミミ少年は木のしたにおちてきた。



「いたいなぁ。」

お尻を摩りながら立ち上がる猫。


「じゃあアリサ君はどうして「生まれた時に親がつけたからよ」‥‥」

当たり前なことを聞く猫ねほんとイライラするわ


「ここにきた子で君は一番面白い」


「面白くなくて結構よ。嬉しくないもの」