「君はっアリス!!アリスだね!?」


イラッとするわね。

でもまあ合わせるって言ったのは私だからね。

曲がったことはきらいなの。

でも‥‥

「私アリスじゃないわ。
貴方は人の顔も判断できない馬鹿ウサギなの?」


目を見開いたウサギにフッと勝ち誇ったように笑う。


「きみはじゃあ誰なんだ?」



私はね



私は





「アリサよ」


「アリサいい名前だな」


クスッと笑いウサギは時間だから行くよと残し早足で居なくなった。


まったく変なウサギだったわ。