なんだか乗せられた気がするけど気にしないわ。

そんなとき、トランペットの音が聞こえた。
すると回りにいたトランプの兵達が一斉に、集まりだし、それに続いて私も足をすすめた。

「女王様のおなーりー」
あ現れたのは、お世辞でも細いなんていえない女。

「先ほど、あるトランプの兵が嘘をついた!それによりそのトランプの兵は死刑とする!!」

女王様の前につれてこられた兵は、先ほどの兵。

死刑って…………。

でもまぁ、助けるっていったしね

「待ちなさいよ。さっきから聞いてれば、ちょっとうそをついたぐらいで」

「なんだい、お前は」

「女王様っあいつは!!先ほどお知らせした、嘘つきでございます」

あのウサギっ!

余計なこといいやがって。


「ほう…………。お前名は?」

「アリサよ」

何人に自己紹介したのかしら。

イライラするわ

「アリサよ、お前は嘘をついた罪と、兵をかばった罪がある!!死刑じゃ!!」

「考えごとしてるんだから、黙ってくれない?デブ」

本当にうざい。

皆そうねここの住人は。

「今…………なんと申した?」

「黙れデブって言ったのよ。頭も軽い上に耳も悪いの?病院にいくことをオススメするわ」