「この世界では、うそは禁物だよ。僕らは黙っていてあげるけど、このことが女王様にしれたら・・・」

少年はしゃべるのをやめて一点をみつめた。

ふりかえるとそこには、はじめにあったウサギの少年。

「たっ・・・たいへんだぁぁ!!」

そのウサギは、叫びながら走り去っていく。

なんなの??あれ。

「やばいよ。アリサ。あのウサギは女王様の使い。今のが女王様につたわったら君の首は確実に飛ぶよ。」


は?
首が飛ぶ?
死ぬってこと?
てゆうかこのウサギの少年はどうして私の名前を?

「さぁ、アリサはやく追いかけるんだ。口止めさえできれば、きみは助かるよ。」


「さぁ!!早く!!」


その声に後押しされ私は駆け出した。


おいかけると城についた。


あぁ・・もう終わりかしら。