神様が本当に聞いてくれたのか ゆっくりゆっくりだけど 明るい光が見えてきた。 光の先にはやっぱり泣いていた 大好きな彼がいた。 これが…最後。 「そ…うた」 ハッキリ出るわけじゃない。 かすれた声だけど やっとの思いで出せた声。 「ゆ…うか?優華!!今から先生呼ぶから!」 蒼太がナースコールを押そうとしたとき 私は首を横に振って 蒼太の手の上に自分の手を重ねた。 「い、いの最後…だから」 そう言い終えると 蒼太は力なく 「本当に最後なのか?」 寂しそうに言った。