「ただ、びっくりしただけよ…」
と、麻里は呟くように言った。
**----------鳴海side
―――びっくりした。
俺って意外と積極的になるんだ。
と、ゆうより、今は嬉しさ一杯というところか。
なんてったって、清水とアド交換できたからな。
そんななか、珍しく俺は上機嫌で家に帰った。
「お帰りなさいませ、鳴海様」
ずらっと、メイドなどが並び俺に頭を下げる。
いつもなら、たいていこのまま、風呂に入るところなんだが、俺は今すぐにでも、清水にメールしたくて、部屋にかけあがった。
コンコン。
ドアがノックされる音が響く。
「失礼します、鳴海様」

