「はいよ。変なとこで女子に優しいよな~お前」 「変なとこじゃねーよ。バーカ」 コイツ、マジウザい。 人の話、聞いてたか? 「ま、そのうち現れんだろ。お前が惚れる女」 「お前の助言なんか要らねーよ。どーせアタんねーから」 そう言って、和毅から離れる為に席を立った。 あーーー ラッキー……空いた。 和毅の座っている席から、死角になる角の席が空いた。 ここならいいだろ… 俺は席に座ると、昨日から読み更けている推理小説を読み始めた。