「あぁ…なぁんだ♪綺穂かぁ♪」


七瀬 綺穂は、私の親友。


と、言うか、腐れ仲みたいなね?


「菟、また、アイツ見てんの?」


「も~!アイツとか、言わないの!可愛い顔が台無しじゃん」

綺穂は、二重のパッチリ目に、高い鼻。

睫毛も長くて、眉毛も整ってて、綺麗な輪郭。

地毛のブラウンのテンパは、可愛さを引き立てている。


まぁ、絶世の美女な訳。

なのに、言うことハッキリ言うから、毒舌の美女。なんて、あだ名だ。


いつも無言だったら、ヤバいくらい告白ループだろう。