あたしは玲桜の横に座りたそがれた 「キレーだね」 それしか言葉がでなかった 「お前、なんであんな暗い顔してたわけ?」 起き上がって玲桜が言った 「…………」 「俺には言えねーか」 玲桜の顔が暗くなった 「たいしたことないから」 そう言ってあたしは寝転んだ それを真似して玲桜も寝転んだ