二人の距離。




たくさんの女の子達に囲まれてて、誰なのか見ることは出来ないけど…こんなに人が集まるのは“あの“橘くん以外ありえない。


「…でも、ここに進学するんだったっけ……?」


小さく独り言を呟きながら、ぼーっと見つめていた。


「…あの〜?」