5 目が覚めた舞子は、今度は自分の部屋にいた。 体も動くし、目の前も真っ白じゃない。 起き上がってみるといつも通りの部屋で、ドアの向かいには麻里乃がいた。 ただ違うことが一つ。 「麻里乃......何で着てるの?」 いつもは舞子が着ないと嫌がってきていなかったパーカー。 舞子はパーカーを着ていないのに、麻里乃は着ている。 「麻里乃、何やってるの?」 「......へ?」 「ちゃんと役割果たしなさい」 麻里乃が麻里乃に話しかけている。 しかも、しっかりと舞子を見て。