今ではすっかり笑い話だが、初めてのディレクターとしてのロケで、カメラマンに意図がうまく伝わらず、ロケがどうにもうまくいかなかった。


その時、ふがいない自分が悔しくて半ベソ状態に。



でも思っていることは絶対に伝えたくて一生懸命話した。




以来、そのカメラマンには「コイツには(熱い)思いがある」と認めてもらえたようで、現場でも色々なこと教えてもらった。


一緒に酒を飲み、熱い思いに朝まで耳を傾ける夜も少なくなかった。



私が現場を去った後も時々酒を飲み、先日もカメラマンには次の日に大事なドキュメントのロケがあるというのに、一緒にたっぷり飲んでしまった。