楽園に咲く花


「ピィちゃん。お師匠様はどうして、女性を幸せに出来ないなんてこと言うんだろうね。

 戦場でのことなら仕方ないのに。

 そんなこと気にしない女性だっているのに」


「ピィ~?」


空を見上げたまま、ミリィの右肩に乗っているピィちゃんに問いかける。


だけれど、青い鳥は人間の言葉はわからずにただ首を傾げている。


「私が、お師匠様を幸せに出来たらいいのに」


ミリィの呟きは夜闇に消えていった。