「い、い、樹!!樹!!起きてるなら返事してっっ!お、おばさん!樹の心臓が!!」 私とおばさんは思いっきり心配していたぶん思いっきり力が抜けた。 しかし、私は、震える足を押さえて急いで立ち上がった。 そして私は、思いっきり樹の手を握った。 そしたら、 「の…あ。の…あ、ごめん…な。俺…お前のこと…まだ…」 樹が喋った。 苦しいはずなのに。私の為に喋ってくれた。 嬉しくて、涙が止まらなかった。