「誕生日は…一番大切な女と居たい。ダメか…?」
真っ赤な顔をしながら、俺を見つめている柚。
すぐにフルフルと首を横に振った。
「そんな風に聞かれたら、ダメ…なんて答えるわけないでしょ…。私が大好きな人の誕生日なんだから…。」
最後は消え入りそうな声で呟いた彼女を、もう一度抱きしめる。
嬉しくて笑みが溢れた。
「ほんと、可愛いよな…柚は。」
「なっ、何言ってるの!?」
「思ったこと、素直に口にしただけ。」
俺は柚の髪の毛を梳くと、少しだけ体を離して、彼女の綺麗な瞳を見た。
「柚、愛してる…。お前の心も体も、独占できるのは…俺だけ。一生、お前一筋だから覚悟しとけよ?」
柚は、耳や首元まで真っ赤に染まっている。
瞬きを何度も繰り返しながら固まってる彼女に、キスを落とした。


