不良狼は一途に溺愛中


柚が年下の男と一緒だった…?


そう言えば、早崎が…そんな目撃情報もあるようなことを言ってた気が…。


あの話、マジで本当だった…ってことか…?


人違いじゃねぇのかよ…。


困惑している俺をよそに、女たちはテンションが高い。


はしゃぎながら、俺に腕を絡めてきた。


「こんなところで立ち話もなんだから、お茶飲みながらゆっくり話そうよ〜。」

「そうだよ。御苅さんみたいなビミョーな女の子よりも、私たちと居る方が断然楽しいって。」


「そうそう。御苅さんと別れて正解だったじゃん。」


柚が微妙…?
別れて正解…だと?


女たちの言葉に、怒りが込み上げる。


頭の中で何かがブチッとキレたかのような感覚がした。


「てめぇら、俺を前にして、柚をそんな風に言うなんて…いい度胸してんじゃねぇか。」